2009年11月16日

特別攻撃隊名称の由来

特攻隊は、海軍・陸軍とも航空機や船舶など多くの部隊が編成されているが、最も著名なものが海軍の神風特別攻撃隊(命名者は猪口力平)で、これは海軍航空機からなる特別攻撃隊である。名称の由来は元寇を追い払ったと言われる「神風」から、また、明治時代に起きた神風連の乱(読みは「しんぷうれん-」)も影響しているとの説もある。 本来の読みは「しんぷうとくべつこうげきたい」であるが、初出撃を報じる「日本ニュース」第232号ナレーションで「かみかぜとくべつこうげきたい」と読んで以降、「かみかぜ~」が定着した。あまりにも著名であるために、戦後には特別攻撃隊の別称として「カミカゼ」が使われる場合も多く、ウィキペディア各国語版もこの項目名に対し「カミカゼ」のローマ字読み(又はその語源での表記)である「Kamikaze」の表記を用いている。

特攻(=特別攻撃)とは、爆弾を搭載した軍用機や、爆薬を載せた高速艇等の各種兵器が、敵艦船等の目標に乗組員ごと体当たりする戦法である。太平洋戦争末期の日本で、陸海軍あげての大規模な作戦として実施されたが、乗員が生還する可能性は皆無に等しく、(突入失敗で海面に激突し、奇跡的に助かった航空機搭乗員の例もあるが極めて稀なことであった)「突入」すなわち「死」を意味すると言えた。

レイテ沖海戦より始まった特攻は、硫黄島やウルシー・サイパンへの作戦を経て、沖縄戦において最高潮に達した。沖縄周辺に侵攻したアメリカ海軍やイギリス海軍、オーストラリア海軍を中心とした連合国軍の艦隊に対し、日本軍は菊水作戦を発動して特攻隊を編成し、九州・台湾から航空特攻を行った。これと連動して戦艦大和以下の艦艇による"水上特攻"や回天、震洋などの体当たり艇など、各種特攻兵器が大量に投入された。

結果として特攻は護衛空母3隻を撃沈、複数の正規空母を終戦まで戦列から去らせるなど相応の戦果を挙げ、戦後の米戦略爆撃調査団はその有効性をかなり高く評価している。フィリピンで特攻による損害を強いられた連合国軍は、沖縄戦の頃にはピケット艦や空母艦載機編成の改編等様々な対策を採っており、特攻の有効性は大きく減じられることとなった。日本側はこの後も当初より問題視されていた威力不足の改善を図る等の対策を採り、想定される本土決戦に向けて大量の特攻戦備を整えている段階で終戦を迎えた。

背景には、太平洋戦争末期における日本軍の航空機の数的不利と航空機燃料の品質悪化や航空機の生産過程での品質の低下、近接信管(VTヒューズ)やF6F艦載機に代表されるアメリカ軍やイギリス軍の対空迎撃能力の飛躍的向上により、日本軍の航空戦力が劣勢になって、通常の航空攻撃では充分な戦果を敵艦隊から挙げにくくなったことがある。さらに台湾沖航空戦の結果、フィリピンでの稼動航空機数が激減し、少数の兵力で有効な戦果を挙げるために最も確率の高い方法として計画的に実行されたのが始まりである(部隊編成は19年初秋には始まっていた)。


『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
最も著名なものが海軍の神風特別攻撃隊と呼ばれています。

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